オペラ・ディ・モーダＸＸチョットトスカ

プッチーニの名作オペラ「トスカ」
この作品をよりわかりやすくオペラ・ディ・モーダ風にして上演します。

舞台はナポレオン戦争下のローマ。共和主義者である画家カヴァラドッシは、政権から睨まれていた。教会で壁画を製作中だった彼は、政治犯として収容されていた牢獄から逃げてきた友人アンジェロッティに会い、自分の別荘に匿う。カヴァラドッシの恋人で、人気歌手であるトスカの嫉妬深い性格を利用し、アンジェロッティの居場所を突き止めた警視総監のスカルピアは、政治犯を匿った罪でカヴァラドッシを逮捕、死刑を宣告する。トスカは恋人の助命を請うが、その代償として彼女にある物を求める。苦悩の末、トスカが出した決断とは…？愛と信念を貫いた恋人達がたどる壮絶なラスト。プッチーニが圧倒的な音楽で描き出す、愛・権力・裏切りが交錯する傑作悲劇。