【川崎公演】ビクトリア「レクイエム」~ オーストリア皇太后マリアの葬儀ミサ(1603年)~
神奈川県4,000円
7,500円
2,000円
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BEATA MUSICA TOKIENSIS 8th CONCERT
ベアータ・ムジカ・トキエンシス 第8回公演
ビクトリア「レクイエム」
~ オーストリア皇太后マリアの葬儀ミサ(1603年) ~
レクチャー付きコンサート
トマス・ルイス・デ・ビクトリア Tomás Luis de Victoria (1548~1611)
「死者のための聖務曲集」"Officium Defunctorum”より
6声のレクイエム(全曲) Missa pro defunctis ほか
カトリック教会で「死者の月」とされる11月に、凝縮した表現と高い精神性によって現代のわたしたちを惹きつける名作、ビクトリアの6声のレクィエムをベアータ・ムジカ・トキエンシスは演奏します。この作品は、後期ルネサンスを代表する作曲家のひとりビクトリアの最高傑作とされていて、19世紀から現在までに9種類の現代譜が出版され、30近くの団体によって録音されている人気作。彼が晩年に仕え1603 年に亡くなったハプスブルク家の皇太后マリアの葬儀のために作曲されました。
スペイン生まれのマリア・デ・アブスブルゴ・イ・アビス(1528- 1603)は神聖ローマ皇帝カール5世の娘でスペイン王フェリペ2世の妹であり、従兄に当たる神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世と結婚しウィーンに在住しました。皇帝となった2人の息子、ルドルフ2世とマティアスに大きな影響を与えたとされます。夫の死後はスペインに帰国し、マドリードのデスカルサス・レアレス修道院に隠棲しました。ビクトリアは、この貴婦人に仕える4人の聖職者の一人であり、二人は精神的に深くつながっていたと言われています。彼はこのレクィエムを皇太后の死からわずか3週間で書き上げましたが、作曲が終わるまで皇太后の葬儀は行われませんでした。
1605年に出版された後、一時期は忘れ去られてしまったと思われる作品ですが、19世紀半ばに「再発見」され「ビクトリアの最高傑作にして、これまで書かれた宗教音楽の最高峰」という評価を得ています。最新の研究成果を参照しつつ、17世紀初頭のスペイン宮廷の精神世界を探求し、蘇らせたいと考えています。(斉藤基史)
2019年
11月11日(月) 19時開演(18時30分開場)
日本ホーリネス教団 東京中央教会
11月13日(水) 19時開演(18時30分開場)
ミューザ川崎 音楽工房 市民交流室
※いずれも開演15分前からプレトークがございます。
出演:ベアータ・ムジカ・トキエンシス Beata Musica Tokiensis
望月万里亜 鏑木綾 長谷部千晶 田尻健 及川豊 小笠原美敬
プレトーク:斉藤基史(企画アドバイザー)
主催:ベアータ・ムジカ・トキエンシス(公式サイト http://beatamusicatoki.wix.com/beatamusicatokiensis)
- 開催日
- 2019年11月13日(水)
- 主催または登録者
- トキエンシス
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- 開場 18:30 / 開演 19:00
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- 開場 18:30 / 開演 19:00
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- 開場 18:30 / 開演 19:00
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